基地のない平和な沖縄を

2018年1月28日 (日)

沖縄の人たちを踏みにじった 松本副大臣の許しがたい暴言

〝それで何人死んだんだよ〟 
サンデーモーニングが冒頭で大きく報道

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 28日のサンデーモーニングの冒頭から志位和夫委員長の代表質問の映像なので驚きでした。
松本文明内閣府副大臣の野次発言は沖縄県民の思いを踏みにじるもので許されませんがサンモニが詳しく報道したことはメディアとしての姿を示したと思いました。

「憲法改正、働き方改革など重要な課題が審議されるこの国会なんですが幕開け早々、またも問題発言が飛び出しました」 と橋谷能理子さん。

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1月25日(木)衆議院で日本共産党の志位和夫委員長が代表質問で沖縄の基地問題を取り上げましたが、質問の最中に自民党の松本文明内閣府副大臣が〝それで何人死んだんだよ〟と野次を飛ばしました。

 しんぶん赤旗記者が松本文明氏に確認。本人も認め、26日付のしんぶん赤旗でその事が伝えられました。
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 26日(金)共産党の小池書記局長が記者会見で「死者が出なかったから良かったようなそう受け取られる発言をすることは、これは沖縄県民の感情を逆なでする重大な発言」と抗議。

 同じ26日(金)官邸を訪れた松本文明内閣府副大臣は辞表を提出し受理されました。

番組の中で

谷口真由美さん
大阪国際大学准教授は

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「許しがたいのは、今回の内閣副大臣の、やめられましたけど〝何人死んだんだ〟発言ですよね。死なないと検討しないというか考えもしないということなのか、許しがたい発言でこの方もともと沖縄・北方副大臣やってたんですよね。その時にこんな意識でやっていたのかと思うとこういう方が私たちのリーダーだと思うだけで、国会にそういう人ばかりとは思いたくないですけど、沖縄の事なんだと思っているんだとすごく腹が立って。その上、たぶん会見で「誤解を招く発言をした。ご迷惑をかけた。だから総理に辞表を提出した」って言ったんですよね。違いますよ、沖縄の人たちを踏みにじっていたからですよということが全くわかってらっしゃらない。自民党に迷惑をかけた、ひいては多分名護市長選挙に影響が出るからってことでしょう。選挙だけですかということを本当に腹が立ってしかたがないというのが今回の1週間でした」と事の本質を突いていました。

名護市長選が今日告示されることも番組で紹介されました。

佐高 信
経済評論家

「誤解をまねく」というのが一番腹がたちますよね。誤解のしょうがないだろうという感じ。

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2017年10月13日 (金)

辺野古新基地問題に決着を  沖縄の国難打開を

 今日の「赤旗」一面と、「朝日」の天声人語が際立ちました。
今年の2月に、辺野古新基地許さない、高江の森にオスプレイいらないと沖縄を訪ねました。初日に那覇市の不屈館で「カメジロー」と今も敬愛を集めている瀬永亀次郎さんの生涯からいろいろと学び生きる力にしました。

 11日に高江の民有地で米軍ヘリが炎上。
これは異常としかいえません。2月に高江に向かう最中に2回もオスプレイの飛行と出会いましたが、「いつ落ちるか」といつも不安にさらされている住民の思いはどうだろうかと。

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2017年10月12日 (木)

沖縄県にとって国難とは… 翁長雄志知事 12日

「悲しい、悔しい、そして怒り

このような状況は国に沖縄県が強いられているという意味では、

沖縄県にとって国難というのは、こういう状況だなという感じを

強く持った」


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2017年8月21日 (月)

沖縄不屈の結束 琉球新報、沖縄タイムス 両編集局長が語る 

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 しんぶん赤旗日曜版が沖縄の今を県民に寄り添って真剣にジヤーナリズムの精神を発揮し続けている沖縄タイムスと琉球新報の両編集局長の思いを伝えました。
 
 しんぶん赤旗日曜版8月20日号から引用させていただきます。

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「無力感」に追いつかれるな
琉球新報編集局長  普久原(ふくはら) 均 さん

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 沖縄の新聞として米軍新基地に反対するのは当たり前です。住民の視点に立てば、むしろ
反対しない方が偏っています。
 1995年の米兵による少女乱暴事件後、私たちの世論調査で、新基地建設賛成が反対を上回ったことは一度もありません。常に反対が6割を超え、8割に達することもあります。沖縄の土地も空も海も、使い方は県民の民意で決めるべきです。
 名護市長選、沖縄県知事選、衆院選の県内選挙区、参院選沖縄選挙区で新基地反対の候補が当選しました。県民は、あらゆる民主主義的手続きで民意を正当に示している。それなのに政府は工事を強行する。政府は県民が諦め、無力感にとらわれるのを待っています。
 私たちは「無力感に追いつかれるな」といっています。政府の意図を見抜き、県民を励まし、力を与える。そんな報道に力を入れています。

「人権侵害正す」報道の原点

 なにより基地問題は人権の問題です。
 米兵犯罪は今も深刻です。米兵が県民を犠牲にする事件を起こしても、基地に逃げ込めばほぼ確実に、証拠隠滅も口裏合わせも可能です。今の米軍基地は治外法権として存在しているからです。
そういう状態を放置していいのか。人権侵害を正す報道はジャーナリズムの原点中の原点です。
 オーストラリアで米軍普天間基地配備のオスプレイが墜落しました。昨年12月には名護市沖に墜落しました。
 オスプレイの沖縄配備を防衛省が発表したとき、知事をはじめ県内の全市町村長が反対しました。民意を一切無視した政府による配備強行は「沖縄に民主主義を適用しない」というのに等しい。どう見ても、著しい人権侵害です。
 しかも日本政府は、オスプレイ配備計画を20年近く隠ぺいしてきました。民主主義の基本である情報の公開性と透明性を欠き、民主主義的な意思表示も踏みにじっている。そういう中で配備を強行し、実際に墜落した。沖縄県民の命をなんだと思っているのか。
 必ず関わる問題
 沖縄の新聞記者は、どんな問題の担当でも、どこの地域を取材していても、いずれぶつかるのが沖縄戦と米軍基地の問題です。記者生活を続けるうちに、自然と基地問題への意識の鋭さは養われます。
 私も入社当時は基地問題への意識は低い記者でしたが、95年の少女乱暴事件が私を根本的に変えました。
 沖縄は、民主主義と人権を自分の力で勝ち取ってきた歴史があります。
世界最強の米軍を向こうに回し、沖縄復帰を実現させました。民意を示すことで、人権を一つひとつ勝ち取ってきたのが沖縄の戦後の経験です。そういう体験がある以上、県民はこれからも不屈にたたかい続けると思います。

日々オスプレイの恐怖実感
沖縄タイムス編集局長  石川 達也さん

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 米軍普天間基地(宜野湾市)に24機配備されているオスプレイの1機が昨年12月、名護市安部沿岸に墜落しました。別の機が同じ日に同基地で胴体着陸し、今回ほかの機が豪州で墜落し、3人の死者を出しました。
 24機のうちの3機が事故やトラブルを起こしたことになります。
こんな航空機がはたして安全なのか。日米両政府が言う「安全」をうのみにはできません。
 私は、宜野湾市の大謝名(おおじゃな)に住んでいます。すぐ近くをオスプレイが飛んでいます。ヘリモードで通った時の振動は下から来る。落ちてくるかもしれないという恐怖で、大きなストレスがあります。
 オスプレイ配備には、「オール沖縄」で政府に撤回を要請し続けてきました。日本政府はアメリカ側に立つのではなく、県民の立場に立ち、配備撤回を求めるべきです。

政府に矛盾点を問い続ける

 沖縄タイムスの創刊(1948年)メンバーは戦前から沖縄で新聞記者をしていました。大本営発表をそのまま報道し、結果として悲惨な沖縄戦を招いたという反省をもとに。二度と戦(いくさ)につながるペンをとらない″という思いで立ち上がりました。その基本的なスタンスは、われわれにも引き継がれています。米軍の被害や米軍が駐留することによる矛盾点を追及していく姿勢の根本はここからきています。
 戦後70年以上たっても、沖縄の基地問題が解決しない最大の原因は、日本政府の姿勢です。常にアメリカ側の意向に寄り添う形でいろんな施策を日本政府が進めてきました。
 実際に被害にあうのは、日本国民たる沖縄県民です。日本政府は主権国家として、誰のために国家を運営していくのかというのを本当に考えてほしい。
 世論の6割反対
 今年春に沖縄タイムス、朝日新聞、琉球朝日放送との合同で世論調査を実施しました。新基地建設に対しては、6割以上の人が反対です。沖縄の人たちは戦後70年以上、基地による過重な負担を強いられてきました。新たな基地をつくることには、強い憤りを持っています。
 日本政府が強硬に工事を進める中、一自治体がどれだけのことができるかは難しいものがあります。翁長知事は、建設ノーのスタンスを貫いて〝あらゆる手段を駆使していく〟と言っている。
炎天下、ゲート前に座り込む県民の行動には頭が下がる思いです。
 われわれメディアは、何をすべきか。沖縄に根を張る新聞社として、新基地建設の矛盾を客観的に伝え続けることだと思っています。
 われわれ報道にいる人間としてはあきらめるわけにはいきません。新基地建設という不条理な話を〝もう何十年もたったからいいです〟とはならない。
 時の権力に対して、一人ひとりの力は小さいけれども、みんながその力を合わせれば、動かすここはできるんじゃないかと思っています。
 これからも変わらず、矛盾点や違和感を政府にも発し続けます。そのスタンスは県民や読者がしっかり支持してくれると確信しています。

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2017年6月24日 (土)

平和宣言 翁長雄志沖縄県知事 2017年6月23日

 平和宣言  沖縄県全戦没者追悼式   

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72年前、ここ沖縄では、住民を巻き込んだ激しい地上戦が繰り広げられました。昼夜を問わない凄(すさ)まじい空襲や艦砲射撃により、自然豊かな島の風景、貴重な文化遺産、そして何より尊い20数万人余りの命が失われました。
     戦争の不条理と残酷さを体験した沖縄県民は、何をおいても命こそが大切であるという「命(ぬち)どぅ宝」の思いを胸に、戦争のない、平和な世の中を希求する「沖縄のこころ」を強く持ち続けています。

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 戦後、沖縄は27年に及ぶ米軍統治を経て、念願の本土復帰を果たしました。沖縄県民、そして多くの関係者の尽力により、現在、沖縄は国内外からの多くの観光客でにぎわうなど、大きな発展を遂げつつあります。

 その一方で、戦後72年を経た今日においても、この沖縄には依然として広大な米軍基地が存在し、国土面積の約0・6%にすぎない島に、米軍専用施設面積の約70・4%が集中しています。

 復帰すれば基地負担も本土並みになるという45年前の期待とは裏腹に、いまだに私たちは、米軍基地から派生する事件・事故、騒音・環境問題などに苦しみ、悩まされ続けています。
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 沖縄県は、日米安全保障体制の必要性、重要性については理解をする立場であります。その上で、「日本の安全保障の問題は日本国民全体で負担をしてもらいたい」と訴え、日米地位協定の抜本的な見直しや米軍基地の整理縮小などによる、沖縄の過重な基地負担の軽減を強く求め続けています。

 しかし、昨年起こった痛ましい事件の発生、オスプレイの墜落をはじめとする航空機関連事故の度重なる発生、嘉手納飛行場における米軍のパラシュート降下訓練や相次ぐ外来機の飛来、移転合意されたはずの旧海軍駐機場の継続使用の問題などを目の当たりにすると、基地負担の軽減とは逆行していると言わざるをえません。
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 特に、普天間飛行場の辺野古移設について、沖縄の民意を顧みず工事を強行している現状は容認できるものではありません。

 私は辺野古に新たな基地を造らせないため、今後も県民と一体となって不退転の決意で取り組むとともに、引き続き、海兵隊の削減を含む米軍基地の整理縮小など、沖縄の過重な基地負担の軽減を求めてまいります。

 国民の皆様には、沖縄の基地の現状、そして日米安全保障体制の在り方について一人一人が自ら当事者であるとの認識を深め、議論し、真摯(しんし)に考えて頂きたいと切に願っています。

 一方、世界では、依然として地域紛争や、人権侵害、難民、飢餓、貧困、テロなどが人々の生活を脅かしており、また、国際情勢はめまぐるしく変化し、予断を許さない状況にあります。

 今こそ世界中の人々が民族や宗教の違いを乗り越え、協力して取り組んでいくことが求められています。

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 今年は、日本国憲法が施行されて70周年、沖縄県に憲法が適用されて45周年になりますが、この節目に、憲法の平和主義の理念を再確認し、私たち一人一人が世界の恒久平和を強く願い求め、その実現に向け努力を続けなければなりません。

 先日お亡くなりになった大田昌秀元沖縄県知事は、沖縄が平和の創造と共生の「いしずえ」となり、再び戦争の惨禍を繰り返さないことの誓いとして、敵味方の区別なく沖縄戦で命を落とされたすべての方々を追悼する「平和の礎(いしじ)」を建立されました。
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 私たちは、沖縄に暮らす者として、この「平和の礎」に込められた平和の尊さを大切にする想(おも)いを次世代へ継承するとともに、未来を担う子や孫のため、安全・安心に暮らせるやさしい社会、いつまでも子ども達(たち)の笑顔が絶えない豊かな沖縄の実現に向けて、絶え間ない努力を続けてまいります。

 慰霊の日に当たり、戦争の犠牲になった多くの御霊(みたま)に心から哀悼の誠を捧(ささ)げるとともに、平和を希求する沖縄のこころを世界へ発信し、恒久平和の実現に向け取り組んでいくことをここに宣言します。

 2017年6月23日 沖縄県知事 翁長雄志

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2017年6月23日 (金)

誓い~私達のおばあに寄せて~宮古高校3年 上原愛音

誓い ~私達のおばあに寄せて~

 宮古高校3年 上原愛音(ねね)

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今日も朝が来た。

母の呼び声と、目玉焼きのいい香り。

いつも通りの
平和な朝が来た。

七十二年前
恐ろしいあの影が忍びよるその瞬間まで
おばあもこうして
朝を迎えたのだろうか。

おじいもこうして
食卓についたのだろうか。

爆音とともに
この大空が淀んだあの日。

おばあは
昨日まで隠れんぼをしていたウージの中を
友と歩いた砂利道を
裸足のまま走った。
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三線の音色を乗せていた島風に
鉄の臭いが混じったあの日。

おじいはその風に
仲間の叫びを聞いた。
昨日まで温かかったはずの冷たい手を握り
生きたいと泣く
赤子の声を抑えつけたあの日。
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そんなあの日の記憶が
熱い血潮の中に今も確かにある。

決して薄れさせてはいけない記憶が
私の中に
私達の中に
確かに刻まれている。

少女だったおばあの
瞳いっぱいにたまった涙を
まだ幼かったおじいの
両手いっぱいに握りしめたあの悔しさを
私達は確かに知っている。

広がりゆく豊穣の土に芽吹きが戻り
母なる海がまた
エメラルドグリーンに輝いて
古くから愛された
唄や踊りが息を吹き返した今日。

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でも
勇ましいパーランク―と
心臓の拍動の中に
脈々と流れ続ける
確かな事実。

今日も一日が過ぎゆく。

あの日と同じ刻ときが過ぎゆく
フェンスを飛びこえて
締め殺されゆく大海を泳いで
癒えることのない
この島の痛み
忘れてはならない
民の祈り
今日響きわたる
神聖なサイレンの音に
「どうか穏やかな日々を」
先人達の願いが重なって聞こえる。

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おばあ、大丈夫だよ。
今日、私達も祈っている。

尊い命のバトンを受けて

祈っている。

おじい、大丈夫だよ。

この島にはまた
笑顔が咲き誇っている。

私達は
貴方達の想いを
指先にまで流れるあの日の記憶を
いつまでも
紡ぎ続けることができる。

誓おう。

私達はこの澄んだ空を
二度と黒く染めたりしない。

誓おう。

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私達はこの美しい大地を
二度と切り裂きはしない。

ここに誓おう。

私は、私達は、
この国は
この世界は
きっと愛おしい人を守り抜くことができる。

この地から私達は
平和の使者になることができる。

六月二十三日。

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銀の甘藷(かんしょ)が清らかに揺れる今日。

おばあ達が見守る空の下
私達は誓う。

私達は今日を生かされている。

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2016年9月18日 (日)

沖縄県民の気持ちを踏みにじる、国に偏った判断

 沖縄県の翁長雄志知事が違法確認訴訟の高裁判決を受けて発表したコメント全文(9月16日)は次のとおりです。

辺野古新基地 違法確認訴訟判決
  翁長雄志知事のコメント

Img_ad1c711c3315ebdcabc213ae2e27e_3 本日、地方自治法251条の7第1項に基づく不作為の違法確認請求事件の判決が、福岡高等裁判所那覇支部において言い渡され、国土交通相が行った是正の指示に沖縄県知事が従わないことは違法である、との判断が示されました。

 判決は、「普天間飛行場の被害を除去するには、本件新施設等を建設する以外にはない。言い換えると、本件新施設等の建設をやめるには普天間飛行場による被害を継続するしかない」と述べるなど、辺野古が唯一との国の主張を追認するかのような内容となっており、地方自治制度を軽視し、沖縄県民の気持ちを踏みにじる、あまりにも国に偏った判断となっております。
 判決では、公有水面埋立法第4条第1項第1号、2号要件など全面的に国の主張を受け入れており、ことごとく県の主張を退けております。
 例えば、1号要件に関しては、本来であれば緻密に比較衡量を行ったうえで判断しなければならないところ、一方では埋め立ての必要性の中で軍事的な面について踏み込んだ判断を行い、他方では自然環境面については一切考慮しないなど、裁判所がこのような偏頗(へんぱ)な判断を行ったことについては、驚きを禁じ得ません。
 さらに、国地方係争処理委員会についても、「国地方係争処理委員会の決定は和解において具体的には想定しない内容であったとはいえ、元々和解において決定内容には意味がないものとしており」と述べ、地方自治法に定める係争処理制度を軽視するなど、平成11年に国と地方公共団体は対等・協力であるべきとして行われた地方自治法改正の趣旨からもほど遠いものとなっています。

 このような判決は、憲法や地方自治法、公有水面埋立法の解釈を誤ったものであり、到底受け入れられるものではありません。
 裁判所には、法の番人としての役割を期待していましたが、政府の追認機関であることが明らかになり、大変失望しております。
 埋立承認取り消しは、公有水面埋立法が求める要件を丁寧に検証した上で行ったものであり、国土交通相から是正の指示を受けるいわれは全くありません。

 今日までの歴史的な状況を含めて、何故、沖縄県だけが他の都道府県と異なる形で物事が処理されるのか、一地方自治体の自由・平等・人権・民主主義・民意が、一顧だにされないということが、今日、他の都道府県であり得るのか、大変疑問に思います。
 国と地方公共団体が対等・協力の関係であることを定めた地方自治法においては、国の関与は最小限度でなければならないという基本原則があり、地方自治体の自主性と自立性は尊重されなければなりません。
 このような判決は、沖縄県だけの問題にとどまらず、これからの日本の地方自治・民主主義のあり方に困難をもたらすのではないかと、大変、危惧しております。

 今後、最高裁判所に上告及び上告受理の申立てを行い、不当な高裁判決の破棄を求めるとともに、憲法で認められた地方自治が本来の役割を果たすことが出来るよう、力の限りを尽くして訴えてまいりたいと考えております。

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2016年8月23日 (火)

「戦わないために、今、闘っているの」  最後の証言

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「沖縄戦 最後の証言」
おじい・おばあが米軍基地建設に抵抗する理由
 森住卓 著 フォトドキュメント
新日本出版社発行

 ふと目に留まり購入しました。

辺野古新基地建設反対、東村高江へのヘリパット建設は許さないと、闘いに参加している8人のおじい・おばあが自らの沖縄戦の体験をインタビューで紹介しています。

 どの証言にも涙しながら読み進みました。
一人でも多くの人たちに読んでほしいと願って一部を紹介させていただきます。


沖縄戦悲劇の始まり、サイパン島を生き延びて

     横田チヨ子さん(87歳)

〝戦わないために、今、闘っているの〟

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(中略)

 捕虜となる

 二晩ほど山の中を彷徨(さまよ)った。
 父、兄を失い、母は行方不明。自分ひとりで姉のお産が来たらどうしようという不安があった。母が父のいるところに戻ってくるんじゃないかという気がして、結局、父たちの遺体から離れて遠くに逃げることができなかった。
 「日本人は全滅した、自分たち二人しか生き残っていない」と思いつめたチヨ子さんは、海に入って死のうと兄嫁を誘った。しかし、兄嫁は「お父さんは死ぬなと言ったよ」と、海に入るのをいやがる。それでも、自分が先になって海に入っていった。現在バンザイクリフと呼ばれている崖の近くにある遠浅の海だった。
 何時間か海水につかっていたが、死にきれなかった。びしよ濡れで海から上がり、壕を見つけた。逃げ込んだ壕には住民がたくさん隠れていた。生き残ったのは自分たちだけだと思っていたチヨ子さんたちにとって、たくさんの住民がいたことは心強かった。
 そこで知り合った女の子と、近くのスイカ畑にスイカを取りに行くことにした。
 のどの渇きを潤すスイカに夢中で、畑の向こうの丘に米兵が立っているのが見えなかった。すぐに米兵の射撃が始まった。怖くてスイカを抱えたまま俯せていた。銀バエが体中にたかって、払いのけても、払いのけても、体中にたかってきた。周りには死体がごろごろ転かっていた。何時間もじっと動かず、死んだふりをしていた。暗くなって顔を上げると、チヨ子さんを死んでいると思った米兵が去って行くのがわかった。
 スイカを抱えて兄嫁のいる壕に戻った。やられたと思っていた兄嫁はチヨ子さんの姿を見て泣いた。
 翌日から米軍が「戦争は終わった。デテコイ、デテコイ」と、拡声器を使って投降を呼びかけてきた。その二日後に手榴弾が投げ込まれた。出口近くにいた人たちが負傷し、そして捕虜になっていった。
 捕虜になった人が収容所で、チヨ子さんの恩師・半田先生にチヨ子さんたちが壕に隠れていることを告げたらしい。半田先生が8月24日か25日ころ、隠れているチヨ子さんのところにやって来て、捕虜になるよう説得した。近くのアダンの木の下や壕に隠れていた住民たちに、チヨ子さんは「私の先生が迎えに来ているので、みなさん出ましょう」と訴えた。この呼びかけに応えて、二(名が出て行った。
 収容所でも、チヨ子さんは軍国少女のマインドコントロールから解放されなかった。
 「敵からの食べ物はもらわない」と言って何も食べないでいると、「国と国の戦争だから、あなた方には関係ないこと。敵悔心をもたないで」と、日系米兵に言われた。そのことを今も鮮明に思い出すという。

 サイパンで止めておけば……

 「いろんな本を読んでわかってきたことだけど、サイパンで戦争を止めておけば東京大空襲もなかったし、沖縄戦にもならなかったし、広島、長崎に原爆も落とされなかったし、満州の悲劇もなかった」とチヨ子さんは強く思っている。
 「『日本は勝つ。神の国だ』と洗脳されていたことが恐ろしい。だから今、戦争反対の運動にのめり込んで、平和のために語り部になっているの」
 今、チヨ子さんは米海兵隊普天間基地の近くに住んでいる。オスプレイが配備され、昼夜を問わず激しい訓練が行なわれている。「オスプレイの音が、サイパンで聞いた米軍の戦車の音と重なって、夜寝られなくなるの」と顔をゆがめた。
 「辺野古に新しい基地を作って、戦争になったらここが攻撃されるのよ。沖縄の人たちがみな、やられるのよ。二度と私と同じような目に遭ってほしくない。だから座り込んでいるの。戦わないために、今、闘っているの」
 と、元気に座り込むチヨ子さんの隣で、沖縄戦を体験した島袋文子さん(87歳)が黙ってうなずいていた。

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2016年6月23日 (木)

平和な世界ぬどぅ大切 沖縄慰霊の日に  6月23日

沖縄は71年目の「慰霊の日」を迎えました。心から哀悼の意を表します。

今年、沖縄県内69人、県外15人の名が新たに平和の礎に刻銘され刻銘者総数は24万1414人になりました。 沖縄では今も、年に100体を超える遺骨が見つかっていますが、身元が判明しないという状況が続いています。
〝どんなことがあっても戦争はだめ〟
まず犠牲になるのは子どもや女性や弱者です。そして、子どもまで戦闘に動員され、はかり知れない犠牲と苦しみが続くのです。

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 元海兵隊員の凶悪な犯罪により、20歳の未来ある女性の命が奪われました。日米両政府は、事件・事故が起きるたびに、「綱紀粛正」、「再発防止」を徹底すると釈明してきたが実行されたためしはない。このような犯罪などを防止するには、もはや「基地をなくすべきだ」との県民の怒りの声はおさまりません。
 戦後71年にわたって米軍が存在している結果、復帰後だけでも、米軍の犯罪事件が5910件発生し、そのうち凶悪事件は575件にのぼる異常事態です。6月19日に開かれた沖縄県民大会では3つのことが決議され、日米両政府に強く要求されました。①日米両政府は、遺族及び県民に対して改めて謝罪し完全な補償を行うこと。②在沖米海兵隊の撤退及び米軍基地の大幅な整理・縮小、県内移設によらない普天間飛行場の閉鎖・撤去を行うこと。③日米地位協定の抜本的改定を行うこと。

 日米両政府はこの沖縄県民と日本国民の声を真摯に受け入れることを求めます。

  翁長雄志知事の平和宣言

      沖縄全戦没者追悼式  

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 太平洋戦争最後の地上戦の行われた沖縄に、71年目の夏が巡ってまいりました。沖縄を襲った、史上まれに見る、熾烈な戦火は、島々の穏やかで緑豊かな風景を一変させ、貴重な文化遺産のほとんどを破壊し、20数万人あまりの尊い命を奪い去りました。私たち県民が身をもって体験した、想像を絶する戦争の不条理と残酷さは、時を経た今でも忘れられるもので はありません。この悲惨な戦争の体験こそが平和を希求する沖縄の心の原点であります。

 戦後、私たちはこの沖縄の心を拠り所に、県民が安心して生活できる経済基盤を作り、復興と発展の道を懸命に歩んでまいりました。
しかしながら、戦後71年が経過をしても依然として広大な米軍基地が横たわり、国土面積の0.6%に過ぎない本県に、米軍専用施設の約74%が集中しています。広大な米軍基地があるがゆえに、長年に渡り、事件・事故が繰り返されてまいりました。

 今回の非人間的で凶悪な事件に対し、県民は大きな衝撃を受け、不安と強い憤りを感じています。沖縄の米軍基地問題は我が国の安全保障の問題であり、日米安全保障体制の負担は、国民全体で負うべきであります。日米安全保障体制と日米地位協定の間で生活せざるを得ない沖縄県民に、日本国憲法が国民に保障する自由・平等・人権、そして民主主義は等しく保障されているのでしょうか。

 真の意味で平和の礎を築くためにも、日米両政府に対し、日米地位協定の抜本的な見直しとともに、海兵隊員の削減を含む米軍基地の整備縮小など、過重な基地負担の削減を、直ちに実現するよう強く求めます。
特に普天間飛行場の辺野古への移設は、県民の理解は得られず、これを唯一の解決策とする考えは到底許容できるものではありません。

 一方、世界の国々では貧困・飢餓・差別・抑圧など、人命と基本的人権を脅かす多くの深刻な課題が存在しています。このような課題を解決し、恒久平和を実現するためには世界の国々、そしてそこに暮らす私たち一人一人が一層協調し、平和の創造と維持に取り組んでいくことが重要であります。

 私たちは万国津梁(ばんこくしんりょう)の鐘に刻まれている通り、かつてアジアや日本との公益で活躍した先人たちの精神を受け継ぎ、アジア・太平洋地域と日本の架け橋となり、人的・文化的・経済的交流を積極的に行うよう、一層努めてまいります。

 戦争の経験が息づく沖縄に暮らす私たちは、過去をしっかりと次の世代に継承し、平和の実現に向けて貢献を果たす上で、大きな役割を担っているのです。

 本日、慰霊の日にあたり、犠牲になった方々に心から哀悼の誠を捧げるとともに、平和を希求してやまない沖縄の心を礎として、未来を担う子や孫に残すため、誇りある豊かさを作り上げ、沖縄が恒久平和に取り組んでいく決意を、ここに宣言いたします。


平和ぬ世界どぅ大切
ふぃーわ ぬ しけー どぅ てーしち

  金武町立金武小学校 6年 仲間 里咲

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「ミーンミーン」
今年も蝉の鳴く季節が来た
夏の蝉の鳴き声は
戦没者たちの魂のように
悲しみを訴えているということを
耳にしたような気がする
戦争で帰らぬ人となった人の魂が
蝉にやどりついているのだろうか
「ミーンミーン」
今年も鳴き続けることだろう

「おじぃどうしたの?」
左うでをおさえる祖父に問う
祖父の視線を追う私
テレビでは、戦争の映像が流れている
しばらく沈黙のあと
祖父が重たい口を開いた
「おじぃは海軍にいたんだよ」
おどろく私をよそに
「空からの弾が左うでに当たってしまったんだよ」
ひとりごとのようにつぶやく祖父の姿を
今でも覚えている
戦争のことを思い出すと痛むらしい
ズキンズキンと・・・
祖父の心の中では
戦争がまだ続いているのか

今は亡き祖父
この蝉の鳴き声を
空のかなたで聞いているのか
死者の魂のように思っているのだろうか
しかし私は思う
戦没者の悲しみを鳴き叫ぶ蝉の声ではないと
平和を願い鳴き続けている蝉の声だと
大きな空に向かって飛び
平和の素晴らしさ尊さを
私達に知らせているのだと

 人は空に手をのばし
希望を込めた平和の願いを蝉とともに叫ぼう
「ミーンミーン」
「平和(ふい-わ)ぬ世界(しけ-)どぅ大切(て-しち)」

movie
 動画もご覧ください
https://www.youtube.com/embed/l5Tx-W4QOoQ"

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2016年6月20日 (月)

被害者を追悼し、海兵隊の撤退を求める県民大会  

 6月19日、沖縄県那覇市奥武山公園陸上競技場で、オール沖縄会議が主催する「元海兵隊員による残虐な蛮行を糾弾!被害者を追悼し海兵隊の撤退を求める県民大会」が開催され6万5千人が参加しました。

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  大会で採択された決議は次の通りです。

 元海兵隊員の凶悪な犯罪により、20歳の未来ある女性のいのちが奪われた。これは米軍基地あるが故の事件であり、断じて許されるものではない。
 繰り返される米軍人・軍属による事件や事故に対し、県民の怒りと悲しみは限界を超えた。
 私たちは遺族とともに、被害者を追悼し、2度と繰り返させないために、この県民大会に結集した。
 日米両政府は、事件・事故が起きるたびに、「綱紀粛正」、「再発防止」を徹底すると釈明してきたが実行されたためしはない。このような犯罪などを防止するには、もはや「基地をなくすべきだ」との県民の怒りの声はおさまらない。
 戦後71年にわたって米軍が存在している結果、復帰後だけでも、米軍の犯罪事件が5910件発生し、そのうち凶悪事件は575件にのぼる異常事態である。
 県民の人権といのちを守るためには、米軍基地の大幅な整理、縮小、なかでも海兵隊の撤退は急務である。
 私たちは、今県民大会において、以下決議し、日米両政府に対し、強く要求する。

        記

1 日米両政府は、遺族及び県民に対して改めて謝罪し完全な補償を行うこと。
2 在沖米海兵隊の撤退及び米軍基地の大幅な整理・縮小、県内移設によらない普天間飛行場の閉鎖・撤去を行うこと。
3 日米地位協定の抜本的改定を行うこと。

宛先  内閣総理大臣  外務大臣  防衛大臣沖縄及び北方対策担当大臣  米国大統領  駐日米国大使

2016年6月19日
元米海兵隊員による残虐な蛮行を糾弾! 被害者を追悼し、海兵隊の撤退を求める県民大会

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

 沖縄では何回、こうした県民大会が開催されてきたでしょうか。
私は、そのたびに、若者が沖縄県民の声を代弁し、未来への希望と勇気あるメッセージを発信し続けているように思えるのです。すばらしいことだと感銘しています。
 今回も若者たちが県民大会成功に大きな役割を果たしていたように思います。

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happy02 オール沖縄会議共同代表の玉城愛さん(21)のスピーチも強く胸をうちました。

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 被害に遭われた女性へ。

絶対に忘れないでください。あなたのことを思い、多くの県民が涙し、怒り、悲しみ、言葉にならない重くのしかかるものを抱いていることを絶対に忘れないでください。

 あなたと面識のない私が発言することによって、あなたやあなたがこれまで大切にされてきた人々を傷つけていないかと日々葛藤しながら、しかし黙りたくない。そういう思いを持っています。どうぞお許しください。あなたとあなたのご家族、あなたの大切な人々に平安と慰めが永遠にありますように、私も祈り続けます。

 安倍晋三さん。日本本土にお住まいのみなさん。今回の事件の「第二の加害者」は、あなたたちです。しっかり、沖縄に向き合っていただけませんか。いつまで私たち沖縄県民は、ばかにされるのでしょうか。パトカーを増やして護身術を学べば、私たちの命は安全になるのか。ばかにしないでください。

 軍隊の本質は人間の命を奪うことだと、大学で学びました。再発防止や綱紀粛正などという使い古された幼稚で安易な提案は意味を持たず、軍隊の本質から目をそらす貧相なもので、何の意味もありません。

 バラク・オバマさん。アメリカから日本を解放してください。そうでなければ、沖縄に自由とか民主主義が存在しないんです。私たちは奴隷ではなくて、あなたや米国市民と同じ人間です。オバマさん、米国に住む市民のみなさん、被害者とウチナーンチュ(沖縄の人)に真剣に向き合って、謝ってください。

 自分の国が一番と誇るということは結構なんですが、人間の命の価値が分からない国、人殺しの国だと言われていることを、ご存じですか。軍隊や戦争に対する本質的な部分を、アメリカが自らアメリカに住む市民の一人として問い直すべきだと、私は思います。

 会場にお集まりのウチナーンチュのみなさん・・・・・

(つまる声と声援)幸せに生きるって何なんでしょうか・・・

一人一人が大切にされる社会とは、どんな形をしているのでしょうか。大切な人が隣にいる幸せ、人間の命こそ宝なのだという沖縄の精神、私はウチナーンチュであることに誇りを持っています。

 私自身は、どんな沖縄で生きていきたいのか、私が守るべき、私が生きる意味を考えるということは何なのか、日々重くのしかかるものを抱えながら現在生きています。

 私の幸せな生活は、県民一人一人の幸せにつながる、県民みんなの幸せが私の幸せである沖縄の社会。私は、家族や私のことを大切にしてくれる方たちと一緒に今、生きてはいるのですが、全く幸せではありません。

 同じ世代の女性の命が奪われる。もしかしたら、私だったかもしれない。私の友人だったかもしれない。信頼している社会に裏切られる。何かわからないものが私をつぶそうとしている感覚は、絶対に忘れません。

 生きる尊厳と生きる時間が、軍隊によって否定される。命を奪うことが正当化される。こんなばかばかしい社会を、誰が作ったんだって。このような問いをもって日々を過ごし、深く考えれば考えるほど、私に責任がある、私が当事者だという思いが、日に日に増していきます。

 彼女が奪われた生きる時間の分、私たちはウチナーンチュとして、一人の市民として、誇り高く責任を持って生きていきませんか。(大きな拍手)

もう絶対に繰り返さない。沖縄から人間の生きる時間、人間の生きる時間の価値、命には深くて誇るべき価値があるんだという沖縄の精神を、声高々と上げていきましょう。(大きな拍手)

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