ロンドン2012パラリンピック

2012年9月 3日 (月)

100M平泳ぎで中村智太郎選手が銀  9月2日

ロンドン2012パラリンピック
水泳男子100㍍平泳ぎ中村智太郎選手の泳ぎに感動


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9月2日(日)、午後なんとなくテレビを点けました。
パラリンピック水泳男子100M平泳ぎ決勝戦で中村智太郎選手が銀メダルを獲得し、現地のテレビスタジオにリアル出演しているところでした。

障害を乗り越えてきた選手たちの泳ぎに感動

録画で決勝戦の模様が流されましたが、水泳競技で、いままでに感じたことのない中村智太郎選手の迫力ある泳ぎに圧倒され、感動の涙が流れました。
私には驚きでした。
両腕がなく、50㍍の折り返しに頭から突っ込んでターンし、ゴールも猛然と頭からでした。
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(スタート=中村智太郎選手は5コース)
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(50㍍の折り返し=頭から突っ込みます)
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(ゴールも全力で頭から)
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(スタンドからの声援に足で応えます)
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(プールから上がった中村智太郎選手)
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(各国の選手たちとエールを交わす)
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(表彰式の3人)

 優勝したオーストラリアのブレーク・コクレーン選手が中村選手に握手を求めると身体全体で受けていました。
そして、スタンドからの声援に水中から両足を高く上げて応えるではありませんか。
この姿に胸が熱くなり涙が流れて仕方ありませんでした。

プールから上がった中村智太郎選手には両腕がなく、他の国の両腕がない選手とお互いを讃えあってる姿をみて、障害を乗り越えてきたアスリートたちに国境はなく、心からの声援を送らずにはいられませんでした。

パラリンピックとオリンピックの格段の格差

 この100M平泳ぎの競技を見て、もっと詳しく中村選手の事も知りたいとネット検索をしたのですが、驚いたことはオリンピックの情報とは全く違って情報が極端に少ないことに気付きました。
私自身考えてみれば、開会式は見ていないし、パラリンピックでネット検索をしたのは初めてで、認識の弱さを自覚しました。
 オリンピックとパラリンピックの大きな格差の現実を正していかないといけないのではと思った私でした。


また強くなった左足
危機乗り越え、つかんだ銀

  競泳・中村智太郎


      
時事通信配信から

生まれつき両腕がない中村は、銀メダルをたたえてくれた観客に左足を振って応えた。28センチの大きな足が、平泳ぎでは唯一、推進力をもたらしてくれる。5位に終わった北京大会から4年。その足をも襲った危機を乗り越えて、また笑った。

 メダルを意識した決勝は硬かったが、折り返してから足の蹴りのピッチを速くして浮上した。アテネ大会で獲得した銅から、一つ上回る銀。自己記録にわずかに届かなかったが、「北京での忘れ物をロンドンで取り返した」と達成感はあった。

 北京大会の後、両膝の半月板を損傷。車いすでのリハビリ生活は1年も続き、足を思うように曲げられなかった。「特に左足がひどかった。足が動かなくなったらどうしよう」。激しい恐怖感。水泳どころではなかったが、「人生のパートナー」とまで言えるこの競技と別れたくなかった。

 膝に負担をかけないように太ももを鍛え、足全体で蹴るようなフォームを探った。五輪平泳ぎの金メダリスト、北島康介の泳ぎも参考にした。

 両腕がほとんどある選手と同じ条件で争う不利は、いつも感じている。「一蹴りの強さと伸びが僕の取りえ。手の分も足だけで進むのは大変なんだけど」。以前よりも強さを増した足で、栄冠をつかみ取った

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