四国全周ハイライト参加で四国が身近に⑥ 11月14日
■ 第6日目 10月24日(金)
小豆島(土庄港)~岡山~東京
私は小豆島一泊の行程だったので、当然「二十四の瞳」の映画村にも行くとばかり思って楽しみにしていました。ところが予定から抜けていたのでちょっとガッカリ感がありました。
壺井栄の小説「二十四の瞳」の冒頭は、こんなふうにはじまります。
「十年をひと昔というならば、この物語の発端は今からふた昔半もまえのことになる。世の中のできごとはといえば、選挙の規則があらたまって、普通選挙法というのが生まれ、二月にその第一回の選挙がおこなわれた、二か月後のことになる。昭和三年四月四日。農山漁村の名が全部あてはまるような、瀬戸内海べりの一寒村へ、若い女の先生が赴任してきた。」・・・・
この小説が1954年に木下恵介監督、高峰秀子主演で映画化されたのです。
私もこの映画を2~3回見たのではないでしょうか。そのたびに、新鮮な感動と勇気を呼び覚まされました。主演が変わってテレビでも取り上げられ続けています。
バスガイドが小豆島の移動の中で、二十四の瞳について説明をしたので、少しばかり溜飲が下がった感じでした。
(映画の舞台となった岬が見えました)
● 小豆島ではどこにでもオリーブが
島ではどこにもオリーブの木が植えられていました。
日本で最初のオリーブ園と言われる小豆島オリーブ園に寄りました。
(一面がオリーブ畑)
(オリーブの原木が大切にされていました。1919年からオリーブの栽培が始められたそうです)
(オリーブの実が色づいていました)
(傾斜地に石垣を組みオリーブ林を広げていることに苦労を感じました)
(ギリシア風車)
● 寒霞渓(かんかけい) 小豆島にもこんな渓谷が
ロープウエイからの眺めがすばらしかったです。
野生の猿がたくさんいるそうですが、山頂までのロープウエイから猿の群れを見ることができました。
(猿が群れていた岩場)
(頂上を歩いていて)
● 「平和の群像」 土庄(とのしょう)港
土庄港の一角に「平和の群像」=1954年の二十四の瞳撮影の記念群像がありました。二十四の瞳に会ったという感じになりました。
(小豆島よ、さようなら 土庄港)
● 6日間の旅も終りに近づいてきました
(新岡山港に入ってきたようで、工場群が見えてきて、現実に引き戻される感じになりました)
新幹線の中からきれいな富士山を見ることができ、ほうびをもらった感じでした。ほんの2~3分のことでした。
新横浜駅では旅仲間が下車し、私たちを手を振って見送ってくれました。
みなさんお元気で。楽しい旅をありがとうございました。
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