春日部からも戦争イヤだ!戦争法案反対の声 8月9日
集 会 決 議
自民党・公明党を与党とする安倍政権は、日本を「海外で戦争する国」につくり変える戦争法案の採決を、衆議院で強行しました。多くの憲法学者が法案は違憲だと指摘し、12,000入を超える学者・研究者が反対を表明し、かつてない多くの国民が全国各地で反対の声をあげているにもかかわらず、強行採決に踏み切ったのです。今回の暴挙は、憲法が攻治権力を縛るという立憲主義を否定し、多数を占める与党議員の数の力で主権者国民の多数意思を踏みにじる独裁政治、専制政治そのものです。わたしたちは満身の怒りを込めて断固抗議します。
日本は、戦後70年問、戦争によってだれ一人殺し、殺されることなく、平和憲法を持つ国としての国際的地位を確立してさました。これこそ真の平和主義であり、安倍首相の言う偽りの「積極的平和主義」に騙されてはなりません。積極的とは、武力を背景とする抑止力を強めることです。いま、世界のいたるところに悲惨な難民を生み出している紛争は抑止力であるはずの武力によって拡大し、憎悪の連鎖からテロを深刻化させています。武力による抑止力で平和を守れないことは明らかです。武力を背景とした戦争法案は廃案にするしかありません。武力を強めるのでなく、若者には安定した雇用を実現し、高齢者には穏やかな老後を実現するなど、すべての国民に健康で文化的な生活を保障していくのが真の平和主義です。戦争法案によって活気付くのは軍需産業だけです。
論戦の舞台は参議院に移りました。戦争法案をこのまま成立させれば、民意を踏みにじってでも、国会議員の多数決で何でもできるという安倍自公政権の誤った民主主義観を追認することにもなります。強引に衆院を通過させたものの、矛盾を深めているのは安倍政権です。急落した内閣支持率を突きつけられ「支持率のために政治をやっているわけではない」と強弁する姿こそ追いつめられている証拠です。戦争法案を廃案にし、安倍内閣を退陣させるためにも日々大きく発展している国民のたたかいを一層広げ、ここ春日部からも、さらに追いつめていこうではありませんか。民意を侮ったらひどい目にあうと知らしめようではありませんか。
以上決議します。
2015年8月9日
戦争イヤだ!戦争法案反対、怒りの市民集会 次をクリックすると集会とパレードの動画をご覧いただけます。
(集会) https://youtu.be/t7Qh2lNuj6I
(パレード) https://youtu.be/1LWsne13PIM
長崎に原爆が投下されてから90年の8月9日(日)埼玉県春日部市で、「戦争イヤだ!戦争法案反対、怒りの市民集会&パレード」が行われました。
春日部市では「わたしたちも、戦争法案に反対します!!」の呼びかけが「戦争イヤだ!『戦争法案』に反対する春日部市民の会」(略称市民の会)から行われ、1,000名を超える市民から賛同署名と募金が集められ、市民の会では8万枚のチラシをつくり戸別配布、駅頭宣伝などで市民に届けて「戦争法案」に反対しましょうと訴えてきました。
その活動を結集して8月9日の集会&パレードとなりました。この日の行動には230名が参加しました。
集会は司会を菊里隆さんが行い、市民の会を代表して代表世話人の牛山積さんが基調報告。そのあと吉岡壮也さん、嶋田徹さん、萱場篤史さん、矢野恭子さん、山本智子さんの5人が、私も戦争法案に反対しますと、それぞれの思いを参加者に訴えました。そして、上記の決議を行い、春日部駅東口までパレードをおこないアピールしました。
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