« 強権で辺野古新基地押し付けは許せない  3月29日 | トップページ | 桜の開花と共に春の息吹を感じました  3月30日 »

2015年3月31日 (火)

憲法を生かし、辺野古新基地建設は断念を 3月31日

 3月30日、農林水産省が不当な決定で、沖縄県知事の作業停止指示の効力を一時停止するという民主主義に反する暴挙がありました。

clover 写真の画面をクリックすると大きくして見れます。

この日、私が知る限りのテレビニュースでは
NHKニュースウオッチ9が4分、テレビ朝日の報道ステーションは14分の関連放送を行いました。
報道ステーションとNHKでは内容に雲泥の差がありました。報道ステーションには案件の問題に迫ろうとする真剣さが感じられました。それも、単発でなく継続して辺野古新基地問題を追跡していていて注目しています。

20150330215833151

農水省が今回知事の指示を無効とした根拠は行政不服審査法
第一条にあるこの法律の目的は国民の権利利益の救済をするためのもので、沖縄県側は「国民ではなく国が権利の救済を求めることは制度上予定されていない」と反論していた。

20150330215833181_4

行政訴訟法に詳しい武田真一郎成蹊大学法科大学院教授

20150330215833221

「行政との間で紛争が起こったときに、国民を守るために作られた制度なんですね。国が国民と同じ立場に立って不服申し立てをすることは出来ないのではないか。私はそういうふうに考えています。行政不服審査請求は大臣が判断をするわけですから国にとって有利な判断を迅速に受けることができると、そういうふうに期待をして審査請求をしたのではないかとみることが出来ると思うんですね」

pout 沖縄県民の声を聞いて!!

辺野古移設反対の人

2015033021583373

「戦争の苦しみを知らない人間だけが政治を執っているから、そういうふうになるわけ」

20150330215833791

「県民の意思はいくら言っても届かないんですよねえ。それを知事がまるで悪者みたいにして法律違反しているような感じで、しゃくにさわりますね」

辺野古移設容認の人も国の進め方に違和感

2015033021583385

「普天間基地は危ないので負担が少ない辺野古の方に移った方がいいのかなと。やり方はへんと感じるところはありますね。沖縄県の人の話をもう少し聞いた方がいいのかなと自分は思う」

2015033021583387

「一番苦労している人の意見を聞いてほしいと思います。一番苦労しているのは県民だと思うので、そこの人の気持ちを汲んでやってほしいなと」

■  木村草太 首都大学東京准教授から
             憲法95条を生かす提起が


2015033021583391

(古舘) 地元新聞社の招きで明日沖縄に入られるんですね。

(木村) そうです。辺野古にも行く予定になっています。

(古舘) 普天間にも行かれるんですか。

(木村) そうですね。

2015033021583395

(古舘伊知郎キャスター)

この流れを見ていてどうですか

(木村草太准教授)

このニュースを見ていて、ちょっとこれまでと違う角度になると思いますが、感じているのは国会が首相や官房長官に責任を押しつけすぎではないかという風に感じています。どういうことかというと、今、国会がですね、普天間基地設置法とか横須賀基地設置法という法律を個別に作っているわけでないんですね。どういう法律を作っているかというと、大ざっぱにいうと、内閣が米軍基地の立地は決めて下さい、そういう法律になっています。ただこのような形ですと、ここに作るという責任が全部内閣、あるいは首相や内閣官房長官の判断に行ってしまうわけですよね。そうなってしまうと、国民の代表である国会がきちんと責任をとったのか、ここに疑問が生じてくるわけです。ですから米軍基地の立地のような非常に重要な事項は、たとえば辺野古新基地設置法のような形で国会が責任をもって法律の形式で決めるべきではないか。これが、むしろ憲法の要請なのではないかというふうに私は解釈しております。

(古舘伊知郎)

憲法の立場から見ていけば内閣に偏りすぎているその権限をもう一度立法の国会で、きちっとやるべきだと。そうすると具体的に憲法の中でどういうことがいえるんですか。

(木村草太)

2015033021583392

はい。立法というのは、もちろん法律を作るっていう意味もあるんですけど、大事な事項、国民と国家の関わりに関する大事な事項を決める、そのための形式なんですね。ですから、辺野古新基地設置法のようなものをまず作ってから国会全体で責任を負うべきだと、そして、ただ、そうすると地元の声はどうなってしまうのかということなんですけれども、憲法95条という条文があって、どういうことかと言えば、たとえば辺野古新基地設置法のような法律を作ると、これは特定の地方公共団体だけに適用される特別法ということになるわけですね。これは実は国会だけではなくて地元の地方公共団体の住民投票で過半数の同意を得ないと制定できません、有効になりません、こういう仕組みが用意されているんですね。これを迂回しようとしてしまったために、今、このような非常に反発の強い中で内閣が強行に推し進めようとしている構図ができてしまったんではないかと私は思っています。

(古舘伊知郎)

第95条をよおく吟味して住民投票の、今回にかんしては重要さにかんがみて、それをやって国会の機能がもっとこれに関しては回付される。

(木村草太)

全くその通りなんです。いままでに住民投票はやったことはあるんですが、この95条の住民投票はやったことがないし、これが必要だという前提なら、もっと同意が得られる場所がないか、一生懸命政府や国会が探さなければいけなくなる。このような不幸な衝突は起きにくくなるのではないか。それが憲法の要請だということですね。

(古舘伊知郎)

当面は法廷闘争うんぬんということではなくて、やはり顔突き合わせて、こういうことも含めて話し合う。

(木村草太)

そうです。手続きが大事ということです。

|

« 強権で辺野古新基地押し付けは許せない  3月29日 | トップページ | 桜の開花と共に春の息吹を感じました  3月30日 »

沖縄と基地」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/536404/61366351

この記事へのトラックバック一覧です: 憲法を生かし、辺野古新基地建設は断念を 3月31日:

« 強権で辺野古新基地押し付けは許せない  3月29日 | トップページ | 桜の開花と共に春の息吹を感じました  3月30日 »