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2013年1月 5日 (土)

第89回東京箱根往復大学駅伝競走  1月2日~3日

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(総合優勝のテープを切る、日体大谷永雄一選手-4年生)

 写真の画面をクリックすると大きくして見れます。

 
毎年、箱根駅伝を見るのが楽しみになり定着してきています。
今年は、日本体育大学が安定した走りで、30年ぶり10回目の総合優勝と往路優勝を果たしました。復路は駒澤大学が優勝しました。
 2日間にかけてのチームによる競技で、ほんのわずかな自然環境の変化や、選手の調子や思わぬアクシデントが起きたりします。その中で勝利するために力を合わせる大学生たちの姿に新しい感動が生まれます。
 私は、テレビにかじりつきで全部見るわけではなく、選手たちには申し訳ないのですが、ここは面白いのではと思う区間を選んだりしています。

● 東日本大震災被災地出身の
  学生たちが今年も希望を発信

 

 20チームが参加しているので、選手の中には被災地出身の学生が何人もいるのではないでしょうか。
 昨年は東洋大の柏原選手が福島への思いを胸に箱根路を快走しました。
きっとだれか、そういう選手が今年も出場しているのではないだろうかというのが、私の一番の関心事でした。

 8区で高橋宗司選手、及川佑太選手が活躍

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(8区、区間賞の青学・高橋宗司選手-2年生)

青山学院大学 高橋宗司選手(2年生・宮城県東松島市・区間賞)
中央学院大学 及川佑太選手(2年生・宮城県石巻市)
よく調べればもっと何人もの選手がいるのではないかと思うのですが。

 放送で青山学院大学の高橋宗司選手のことを知り、ネットでも調べ、高橋宗司選手の大学に入学してからの2年間について知りました。

(2011年12月21日 スポ-ツ報知から)
 「姉ちゃんのために走るなんて言いたくない。気の強い姉ちゃんだから、弱みになるって、きっと天国から怒られる。だから、チームのために走りたい」そう心に言い聞かせている。

 あの「3・11」。東京・町田市の合宿所に入寮して1週間後、東日本大震災が発生。宮城・東松島市野蒜(のびる)地区にある実家が津波に襲われた。海岸線からは約3キロの距離だった。数日後、姉・沙織さんの悲報が届いた。22歳という若さだった。4月には宮城県内の高校に着任する予定で、実家には一時帰省していたという。「宗司、本当に応援してるからね!」。入寮前日の3月3日の夜、出発する際に送られたエールが「姉ちゃんと交わした最後の言葉になった」

 元中距離選手で「箱根駅伝オタク」だったという姉の背中を見て、高校から陸上を始めた。利府高2年の6月、原晋監督(44)のラブコールを受け青学大への進学を決意。「姉ちゃんは早稲田ファンだったけど、すごく喜んでくれた」と振り返る。ショックで夏まで走ることができなかった高橋を勇気づけたのは、原監督の言葉だった。「今、お前に何ができる? 走ることだろ。お姉さんへの恩返しと思って、できることをやりなさい」

 放送の中で紹介されていましたが、高橋宗司選手の11年度は苦渋の時期だったようです。1000人を超える人たちからの励ましなどの中で、本来の高橋宗司に立ち返ることができたそうです。

天国の姉に贈る区間賞

 箱根駅伝が大好きだった天国の姉に贈る快走だった。
 

高橋宗司(2年)選手が、初の箱根路で区間賞に輝いた。向かい風をものともせず淡々と足を進め、1時間6分46秒。昨年の2区出岐に続く同校史上2つ目だ。部内でも地味な存在という高橋は「奇跡が起きてしまいました」とびっくり。原監督は「たいしたもんだ」とたたえた。

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 高橋選手は区間賞こそ取ったが、順位を上げられず、「来年はチームに貢献できる走りを」と決意を新たにしていた。

 東松島市の震災復興本部に勤務する父の宗也さん(50)は16キロ過ぎの沿道で応援。Img_2954
(お父さんとお母さんが応援に)
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(腕にはお姉さんの沙織さんの遺影をしっかり)
「やつの走りに負けず、前に進みたい」と復興への思いを新たにした。沙織さんの遺影を手にした母の千賀子さん(51)は「走っている姿を見せられてよかった」と目を潤ませた。「(両親らの姿は)見えなかったけど、いるのは知っていたから」。息子は“3人”の家族とチームメートのため、前へと走り続けた。

 高橋が聞いた姉の最後の言葉は「宗司、本当に応援しているからね」だった。「姉ちゃんは今頃大騒ぎしていると思う。帰ったら、いつもより長く知らせたい」と墓前報告することにしています。

5区 箱根の山登りに新星

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(往路、トップでテープを切る服部翔太選手-3年生)

 「山の星」めざす服部翔太(日体大・3年生・キャプテン)選手が最優秀選手に選ばれました。柏原選手を想起させるような走りで、日体大の往路優勝と総合優勝に貢献しました。
自ら「山の星」と命名し、「少し大きいことを言うが、来年は柏原さんの区間記録に挑戦したい」と意欲を示しています。

襷(タスキ)を繋ごうとする姿が胸をうつ
 
9区、3位でスタートした明治大学の松井智靖選手(2年生)が10区中継地に近づいた時に、走りに蛇行が始まり、次々に追い越されてはじめ、これでは襷(タスキ)を繋げるのだろうかとドキドキ不安になってきました。それでも、沿道からは盛んな声援が寄せられ、10区で襷を渡すと倒れこんで、医療班の手当てを受けていました。脱水症状になったのだそうです。

 毎回、こうした光景を思わぬところで見ることがあります。棄権せざるを得ないチームが生まれます。繰り上げスタートで、記録をとれないチームも生まれます。10位までのシード校争いなど・・・。青春の熱き思いに胸が熱くなります。

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(沿道に被災地応援のプラスーが)
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(こんな最後のデットヒートも)
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(総合優勝した日体大チーム=監督、キャプテンといっしょに谷永雄一選手のゴールを待つ姿がほほえましく思えました)






 

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