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2012年10月24日 (水)

川島永嗣選手と仏国営テレビ不適切発言   10月24日

2012年10月19日付け
サッカー日本代表ゴールキーパー
川島永嗣選手のブログより一部を引用させていただきます。

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(フランス戦で見事な防御をくりかえした川島永嗣選手)
 写真の画面をクリックすると大きくして見れます。

欧州遠征を振り返る前に、

フランスのテレビ番組で、
福島のことを冗談にしていたことについて

正直、昨年の出来事からこういった出来事がまた起こってしまったことは非常に残念です。
昨年の出来事の後実際に福島にも行かせてもらって、見えないものと闘いながらも、協力しながら前向きに生活している福島の方達、子供たちを見て、改めて日本人のメンタリティって本当に素晴らしいということを感じさせられました。
ただただ被害者でしかない彼らが、ああいった形で冗談にされるのは本当に残念で悲しいし、海外でも日本でも起こってほしくないことです。
この機会にもう一度こちらの人にもしっかりと現状を理解してもらうためにも、日本人としてはっきり意見をいっていかなければいけないと思うし、そういった意味も兼ねて今日はチームで会見を開いてもらいました。
サッカーでは、僕らはまだまだ進歩していかなければいけない部分がたくさんありますが、
日本人の相手を尊敬する姿勢、協力して何かを成し遂げる姿、繊細さ、こういったメンタリティは本当に世界に誇れるものだと思います。
でも、どんなことも自分達がしっかりと主張していかなければ、周りの人たちには認めてもらえないというのも現状です。
だからこそこれからも、自分が納得できないことに対しては、納得できないとはっきり伝えていくことも、これから僕達が表現し続けていかなければいけないことなのかもしれません。
今回のことで不快に感じた方々、今回の件は本当に残念ですが、それでも気持ちを強く持ってこれからも共に進んで行きましょう。
以前ブログでも書きましたが、ベルギーの中でも被災地の学生達を招待したり、海外でも多くの人達が協力的だということも忘れないで下さい。
・・・・・・・
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★ 私がこの川島選手のブログを読んだのは10月20日(土)でした。

 
読む前からサッカー男子日本チームとフランスとの対戦で日本が1対ゼロで勝利し、川島選手が活躍し、フランス国営テレビで司会者が川島選手の4本腕の画像と「福島」をやゆする不適切発言をしたことを知っていました。
 「しんぶん赤旗」10月20日付スポーツ欄「鼓動」で川島永嗣選手のブログを知り読ませてもらいました。川島選手の行動を知り、胸を撃たれました。今、私たち日本人に共通して求められていることを川島選手が態度で示してくれていると感じたからでした。すばらしいと思いました。
 
 それで、自分の目で事の経過を知ろうとネットで検索しましたが、なかなかまとまった記事が見当たりませんでしたが、各種情報を総合してみて、川島選手のブログ記事にまとめられているように思いました。

 フランス国営テレビ司会者の態度と世論
川島永嗣選手の腕4本の合成映像と司会者発言

川島永嗣選手は10月12日夜、サッカー日本対フランスの試合で好セーブを連発し、相手チームを完封するなど、日本がフランスから初勝利を挙げる原動力となっていた。

10月13日夜に放送された番組の司会者、ローラン・リュキエ氏は、12日に日本が1-0でフランスに勝利した試合に触れ「日本には素晴らしいGKがいた」と述べた。
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(川島永嗣選手の合成写真=なぜこんなことまでしなければならないのか)
 しかし、直後にスクリーンに川島の合成写真が映し出され「私は福島の影響ではないかと思う」と発言。スタジオの一般参加視聴者から拍手と笑いが起きた。
司会者が「日本のゴールキーパーは非常にすばらしかったが、疑わしい点がある」と指摘しました。そのうえで、川島選手に腕が4本ある合成写真を紹介するとともに、「原発事故の影響があったとしても、私は驚かない」と発言

問題の番組の動画。18:50すぎから川島の話題。

  在フランス日本大使館の対応
在フランス日本大使館は10月16日未明、同テレビに対し「(東日本大震災や原発事故の)被災者の心情を傷つけるもので遺憾。強く抗議する」とする文書を送達した。

  欧州メディアも批判
これに対し、川島が普段プレーするベルギーの有力紙ルソワールは「行き過ぎ発言か?」と報道、フランスのインターネットメディアも「趣味の悪い冗談」などと批判的に取り上げた。

  フランス側は抗議を受けて謝罪
フランス国営テレビ「フランス2」が番組中、サッカーの日本代表GK川島永嗣選手を東京電力福島第1原発事故と結び付けてやゆし、日本大使館が抗議した問題で、フランス2のジャン・レベイヨン社長は16日、「おわびの意を表する」などとした謝罪文書を日本側に送った。
レベイヨン社長は訪仏中の玄葉光一郎外相と日本大使館に送付した文書で、番組の司会者が「決して日本と福島第1原発事故の被害者に失礼なことをするつもりはなかった」と釈明。日本に敗れた仏代表をからかう意図だったと強調した。

  昨年フランスでプレイしていた川島は、
  同じくフクシマと揶揄されたことも

現在、川島はベルギーリーグ、スタンダール所属だが、リールスでプレーしていた昨年8月にも同国リーグの試合で相手チームのサポーターから「カワシマ、フクシマ」などとやじを飛ばされ、川島は抗議の態度表明をした。
相手チームはベルギー・サッカー協会から3万スイスフラン(約254万円)の罰金を科された。

  フランステレビ司会者が再び暴言
 「フランスのテレビのことを決めるのは日本人じゃない!」

             2012年10月22日 15時00分

以前の記事で、フランス国営放送のテレビ司会者が、福島原発事故を揶揄(やゆ)するような発言をして、物議をかもしたことをお伝えした。この司会者、ローラン・リュキエ氏の発言問題に駐フランス日本大使館は文書で抗議し、政府藤村修官房長官も不快感を示したのだが、彼が再び暴言を発していたことが判明した。
ローラン氏はラジオ局「Europe1」で、日本側に抗議されたことに触れ、「(問題になった発言で)日本人も福島の犠牲者も侮辱したつもりはない」と反論。そして「フランスのテレビ放送がやることを、決めるのは日本じゃない!」としたうえで、「正気じゃない!」と猛烈に抗議した。さらに次のように表現して、とるに足らないことと言い放った。
 「(日本の抗議は)コップのなかの津波」この言葉は、「コップのなかの嵐」をもじったもので、「はたから見ればとるに足らないこと」を意味する表現だ。当初の発言については、すでにテレビ局側が日本大使館に謝罪している。ところが当のローラン氏は反省どころからさらなる火種を投じたような状態だ。

  僕がどう考えているか、しっかり主張をする
        川島永嗣選手の記者会見から

【リエージュ(ベルギー)日刊スポーツ・益子浩一10月18日発】

 日本代表のGK川島永嗣(29=スタンダール)が当地で、所属クラブの記者会見を開いた。フランス国営テレビが、川島の腕が4本ある合成写真を映し「福島(第1原発事故)の影響」と発言したことに対して「冗談にもならない」と反発。さらに「福島には、いまだに家に帰れない人もいるんです。世界中の人々が日本を救って欲しい」と訴えかけた。
 初冬を迎え周囲の木々が紅葉した練習場から会見室に入ってくると、川島はしっかりした口調で語った。日本代表として出場した12日フランス戦後、フランス国営テレビが、自身の腕が4本ある合成写真を放送。司会者が「福島(第1原発事故)の影響ではないか」と発言したことは現地でも大きな波紋を呼んでいる。)
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(記者会見の川島永嗣選手)
【川島】 私たち日本人にとって、それは冗談では済まされないことです。非常に悪いジョークだ。福島には今でも家に帰れない人がいる。家を失ってしまった人もいる。私だけでなく、日本にとって、重要な問題なのです。世界中の人々に、日本を救って欲しい。

(被災地の光景が浮かんだのだろう。英語で話すと感極まった表情になり、目頭を熱くした。昨年夏に仙台、冬には原発から近い福島県相馬市、今夏にも岩手を訪問。帰国すれば、必ず被災地へ足を運ぶ=記者の言葉)

【川島】 原発の被害は、目に見えるものではない。常におびえている人がいる。子供たちは外で遊ぶこともできず、心おきなく(サッカーの)練習もできない。当たり前のことが、当たり前にできない。復興だけでなく、心の傷は簡単には癒えないのです。

(この日の会見は、自ら希望して開いた。自分の口で言いたかったのだという。)

【川島】 今回の出来事は、日本人がどうあるべきかを示す機会にもなる。僕がどう考えているか、しっかり主張をする。今まではなかったことかも知れませんが、これからの日本人はどうあるべきか。それを伝える責任がある。サッカー以外でも、行動を起こしたい。

(最後に、被災地への思いも残した。)
【川島】 常に一緒だということを忘れないでほしい。日本人のメンタリティーは世界に誇れるものですから。

(遠いベルギーから発信した言葉の数々。それは、心から伝えたい思いだった。)


 東日本大震災直後の3月20日に
  フランスのレンヌで救援募金活動
 
フランス国営テレビ司会者の発言は不適切発言で残念で反省すべきだと思います。
私の頭に浮かんだのは、フランスの国民性ってこんなことを許さないのではないだろうかという思いでした。
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(2011年3月20日 フランスレンヌで)
 なぜならば、大震災後の3月20日にはフランスのレンヌで留学中の日本、韓国、アメリカの学生の支援募金の呼び掛けにフランスの人々が募金や折りヅル、メッセージなどさまざまな行動で積極的に行動してくれたことが思い出されたからでした。

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