« 沖縄・辺野古への新基地建設は絶対許さない 10月27日 | トップページ | 第29回越谷市菊花大会開催  10月28日 »

2011年10月28日 (金)

4.25沖縄県民大会(2010年)を想起しよう 10月28日

 私たち沖縄県民は、県民の生命・財産・生活環境を守る立場から、日米両政府が普天間飛行場を早期に閉鎖・返還するとともに、県内移設を断念し、国外・県外に移設されるよう強く求めるものです。
(米軍普天間飛行場の早期閉鎖・返還と県内移設に反対し国外・県外移設を求める県民大会   2010年4月25日 県民大会決議より )

私は県民大会で高校生を代表して普天間高校の女生徒2人がおこなったあいさつを思い起こし採録することにしました。

《高校生2人のあいさつ動画です》
<iframe width="560" height="315" src="http://www.youtube.com/embed/kKA1ckTh_cM" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>

-未来は私たちの手のなかに-

  岡本かな


 厚さ6惣の窓。その窓いっぱいに見える飛行機の胴体。
これが私たち普天間高校の日常の光景です。
 私は2年前、あこがれの普天間高校に入学しました。とても、わくわくして登校したことをいまでも覚えています。しかし、グラウンドに出れば、騒音とともにやってくる低く黒い影。授業中でも、テスト中でも、容赦なくすべてを中断させる音。低空飛行する機体に向かって思わず
 「うるさい」と叫んだこともあります。
 学校までの通学路は、どこまでも長い基地のフェンスが続きます。早朝講座の始まるころには、基地から上がる星条旗がみえます。
 「あれ、ここって日本だよね、いったいフェンスで囲まれているのは、基地なの、私たちなの?」。
 一瞬、考えてしまいました。日本にある米軍基地の75%が、ここ沖縄に存在していることをあらためて実感しました。
 そんな不安と違和感を覚えた1年目でした。入学から2年たち、私は自分が変化していることに気がつきました。そして怖くなったのです。へリコプターは相変わらず、頭上を飛び、騒音は鳴り続けます。「でもしょうがない」「いつものこと」と思う自分がいたのです。          
 軍用機がいつ、自分の上から落ちるかわからない日常。  
訓練が民間地域のすぐ横で行われている日常。基地や訓練がなんのためにあるのか忘れた日常。危険を危険と感じなくなる怖さ。普天間高校で過ごす間に、この状況があまりに日常になって、私の感覚はにぶくなっていたのです。
 生活のなかに基地があること、沖縄のなかに基地があること、この問題をしかたがないから、と考えるのをやめていないか。私を含めて、いま一度多くの方に考えてほしい。
 みんなが、それぞれの立場で、もう一度基地問題に向き合ってほしいと思います。
私たち一人ひとりが考えれば、なにかがかわる。そう信じて、私はここに立っています。
Uvs100425023

(岡本かなさんと志喜屋成海さん)

   
志喜屋成海

 
戦後65年の間、沖縄のなかには、米軍基地と何らかのかかわりをもちながら、さまざまな気持ちを抱く人がいるのもまた事実です。基地で働き生活の基盤をつくっている人、沖縄のさまざまな場所で反対運動をする人たち、辺野古の海岸で座り込みを続けている人たち、日本人だけでなく基地で働く多くの外国の人もいます。
 すべての人が一生懸命生きているからこそ、平和と基地、沖縄はいつも矛盾を抱えています。私には、それぞれの立場の人の考え方を判断するだけの人生経験がありません。でも、かつて、沖縄が琉球王国と呼ばれていた時代から、沖縄の人が平和を愛し、人と人とのつながりを何よりも大切にしてきたことだけは分かっています。この精神はいまも昔も変わらず、沖縄の人びとの心に刻み込まれているのです。私たちには、お互いに手をとり、平和を築ける力を持っている、と私は思います。

 だから、ただ現状に流されて、「しかたない」と受け入れることで本当によいのでしょうか。私は純粋に素直に、この問題をみたうえで、やはり基地は沖縄には必要ないとそう思うのです。
 いま私たちの通う普天間高校では、大会をきっかけに、一人ひとりが基地問題につい
て考え始めています。そして、いま、この会場にも、県内外から多くの方々が基地問題をなんとかしたいという思いに突き動かされて集まっている。もちろんこの会場以外でも、それぞれの場所で今この瞬間考えている人がいると思う。

 この基地問題は普天間だけでなく、沖縄県民だけでもなく、日本国民すべての人が自分の問題として考えてほしい。私たちの思いが一人でも多くの人たちの心に届くことを、心から願っています。

  最後に二人は声を合わせてあいさつを終わりました

      未来は私たちの手のなかに

 

|

« 沖縄・辺野古への新基地建設は絶対許さない 10月27日 | トップページ | 第29回越谷市菊花大会開催  10月28日 »

沖縄と基地」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 4.25沖縄県民大会(2010年)を想起しよう 10月28日:

« 沖縄・辺野古への新基地建設は絶対許さない 10月27日 | トップページ | 第29回越谷市菊花大会開催  10月28日 »