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2011年8月 5日 (金)

「封印された原爆報告書」が放送文化基金賞大賞に  5月27日

昨年8月15日に次のような投稿をしました
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 私にとってすごく感銘深いドキュメンタリー放送でした。
そして、自らの支配体制を維持するために、行われた為政者のアメリカに対しての屈辱的・卑屈な態度に大きな怒りを持ちました。
 もし、自身がそういう立場にいたらどうだっただろうという思いと重ねながら。
東電福島第一原子力発電所の重大な事故に関連しても、そうした姿が広く見られ、私たちが人間らしく生きるために、起きている事実を直視し、高ぶらずに、隠さずに、全ての起きていることを国民に知らせることを求める気持ちでいっぱいです。
 大きい力に従属する自主性のないことが繰り返されてはならないと改めて思うこの頃です。


「封印された原爆報告書」に最高の本賞

                2011年5月27日

放送文化第37回 放送文化基金賞     
テ レ ビ ド キ ュ メ ン タ リ ー 番 組

本 賞

NHKスペシャル 封印された原爆報告書
2010年.8月6日(金)NHK広島放送局
制作統括  春原 雄策
ディレクター   松木 秀文
           五十嵐哲郎
撮    影       坪内 俊治
照    明     馬渡 則生
編    集     山内 明
音響効果   小野さおり
語   り    伊東 敏恵

受賞理由

アメリカ国立公文書館のGHQ機密資料の中に、181 冊、1万ページに及ぶ広島・長崎の原爆被害の調査報告書が眠っている。子供たちが学校のどこで、どのように亡くなったのか詳しく調べたものや、200 人を超す被爆者を解剖し、放射線による影響を分析したもの。いずれも原爆被害の実態を生々しく伝える内容だ。
報告書をまとめたのは、総勢1300 人に上る日本の調査団。国を代表する医師や科学者らが参加した。調査は、終戦直後から2 年にわたって行われたが、その結果はすべて原爆の“効果”を知りたがっていたアメリカへと渡されていたのだ。なぜ貴重な資料が、被爆者のために活かされることなく、長年、封印されていたのか?報告書から浮かび上がってきたのは、自国の核開発のために原爆被害の詳細なデータを是非利用したいアメリカと、戦争責任を軽減するために被爆者の貴重な記録を売り渡した“被爆国”日本の実相だった。
181 冊の報告書は、日本では未公開の貴重な資料が数多く含まれていた。これら資料を全て入手し、日米間に横たわる衝撃的な事実を明らかにしている。
膨大な英文の報告書の解読、分析はもちろん、日米両国で高齢の当事者たちを捜し出し、原爆被害の調査報告書に関する重い証言を集めた粘り強い取材力が調査報道のドキュメンタリーの質を大いに高めた。

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(1945年8月6日広島 米軍撮影)
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(1945年11月30日 原子爆弾に依る広島戦災医学的調査報告書)
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(アメリカに提出され、封印されていた原爆報告書)
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(爆心地から0.8キロ地点560人全員が死亡)
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(アメリカ空軍の原爆使用を想定してのシュミレーション-旧ソ連の地名が)
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(小野田政枝さん(当時11歳)の5枚になったプレパラート標本) 

【注】 放送文化基金賞とは
 放送文化基金では、毎年、放送文化基金賞を決定し、贈呈式を行っています。放送文化基金賞は、
・視聴者に感銘を与えた優れた放送番組
・放送文化、放送技術の分野での顕著な業績
を対象に表彰します。
このほか、日本賞やABU賞の国際コンクールに参加し、放送文化基金賞を贈呈しています。
 大賞は最高の栄誉で100万円が贈られます。

 私はこの受賞について知って、投稿しようかと思いながら機を失しました。
昨年8月6日に放送されてから、何回か再放送され、私は知らないままに過ごしていて、書き込もで8月3日の深夜に再放送されたことを知りました。
 こしたすばらしい番組が作られていることに、製作者のみなさんに、心ある多くのみなさんと共に敬意を表したいと思うのです。

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