新方袋(にいがたぶくろ)地内を歩く 5月15日
288年前の歴史を感じる石仏 写真の画面をクリックすると大きくして見れます。
私が住む所は町名変更までは新方袋(にいがたぶくろ)でした。水田と林などが残る近郊農業が行われている地域です。江戸時代には新方袋村として存在したようです。 新方袋地内に気になる石仏を4月に見つけていたので、カメラを持って出かけました。
享保7年(1722年)と刻まれた
288年前の石仏
「見ざる、言わざる、聞かざる」の猿の上部に仏像が彫られていて、左面には「享保七年寅年 壬 十一月吉日」と文字がはっきりとわかりました。
調べてみたら、享保七年(1722年)は徳川吉宗8代将軍の時代で、映画や物語にもよく登場する小石川養生所が開設された年でした。徳川吉宗は「享保改革」を行い新田開発や重税政策をすすめ各地で農民一揆が起きた時代でもあったようです。
石仏の奥には小さな仏像が一つ安置された質素な社があります。
石仏と社をみて、今も大切に守り続けている人がいることを感じ歴史の重さを感じました。
近所に話を聞ける方がいれば聞きたかったのですが人が見当たりませんでした。
田植えが進んでいて緑色がきれい
土曜日で子どもたちが4人ほどで田んぼの中の用水路でザリガニ捕りをしていました。 田植えが済んだ田んぼが多くなっていましたが、農家の屋敷林には大きな木があってその緑色がすごくきれいに感じました。5月のこういう時期にここを歩くのは初めてで強い印象が残りました。
あやめ、しょうぶ、かきつばた ? 種類がよくわかりませんが、キショウブやあやめなどがきれいに咲いていました。
オオジシバリ、ニワゼキショウが盛り
歩いていて、オオジシバリが土手にたくさん咲いていて今が盛りで、ニワゼキショウが群生し
ている場所にも出会い、ここにも生息していたんだと嬉しくなりました。
デショウジョウ ? (モミジの種類)
1ヶ所、秋になるともみじがきれいになる屋敷があるのですが、 この時期は、濃い赤土色というか独特の色で染まっていました。家に帰ってから一生懸命調べて「デショウジョウ」ではないかと思われます。
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