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2010年4月17日 (土)

井上ひさしさんをしのぶ   4月17日

「ヒバクシャからの手紙」の井上ひさしさん
偲ばれます


 写真の画面をクリックすると大きくして見れます。

 昨年の8月8日から9日の未明にかけて、NHKでナガサキとヒロシマを結んで「ヒバクシャの手紙」が放送されました。夜中でしたが多くのヒバクシャの手紙にひきつけられて最後まで
視聴しました。
114 この番組のゲストとして井上ひさしさんが話をされましたが、その話が印象深くわたしの記憶に残りました。

 その井上ひさしさんが4月9日に75歳で亡くなられたことを知り、「9条の会」の呼びかけ人の1人でもあり、大変残念で悲しく思いました。でも、娘さんのお父さんの死亡報告がすばらしく感動して聞きました。
 私の気持ちには、すぐに、昨年の「ヒバクシャの手紙」のことがよみがえり、井上ひさしさんの追悼に、あの放送内容の井上ひさしさんの話を紹介させていただくことにしました。

 子や孫へのメッセージ
      「ヒバクシャからの手紙」  424通111

 放送中に寄せられたファックスやメールなどの意見・感想は 
                               770通


井上ひさしさんの前半での話

 「これは、ちょっと世界史でもめずらしい。新しい思想ですね」

「むしろ、こんな苦しみを違う人たちに与えてはいけないという方へ被爆者の気持ちが動いていくんですよね。

117  これは、ちょっと世界史でもめずらしい。

新しい思想ですね。眼には眼をとか、すぐ仕返しや復讐することを積み重ねてきた人類史のなかに、それを受け入れて、許して、他の人に同じことがあっては困るという新しい思想が二つの街から、苦しんでいる方々から浮かびあがってきたということは、すごいことだと思いますね。

 これが、これからの世界の、おそらく、それを守らないと生きていけない。そこに来ているように思いますね。

 仕返しだとか憎悪の連鎖だとか、そんなことでなく、ここで終わりにしよう。自分たちは全部つらいことを引き受けたから、つらいことは他の人たちにはあってはならない。これは、すばらしい思想だと思います。これが今、作られながら来年、再来年も作られていくと思います。」


後半での井上ひさしさんの話

「人間には不幸の中から希望をつかむ能力がある」

「将来の不安とかたくさんあるのを。
だからこそ、大きな愛が生まれてくる。

086 人間は不幸の中から希望をつかむ能力がすごくあると思いますね。

これからの核廃絶に向かう道でもそこが最大の勘所になると思います。

不幸の中から未来をつかんで行きながら生きて行くという」

(司会)「井上さんは思いやり、想像力とよくおっしゃられていますよね」

(井上)「かんたんで、相手の立場になるってことだけなんですよね。被爆者の立場になってみるとか、亡くなった人の無念さを自分がそこに立ってみるとか。それしかないですよね。人間のやれることは。むずかしいですけれどね」

(司会者)「井上さんはまず記憶せよとおっしゃいますね」

(井上)「記憶して、抗議して、生き延びる-この三つの言葉が一番大事じゃないかと考え、全て、そうやってるつもりなんです。
今、希望が手紙の中から生まれてくるんですよね。」

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