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2009年8月 9日 (日)

広島、長崎-世界の核廃絶運動と連帯   8月7日

    ザマナイ  「時代」
         カザフスタンで歌われている
                      

男たちの逞(たくま)しさよどこへ
女たちの美しさはどこへ
優しき心を欲するこの時代030
   時代  時代
悲しいかな清らかなる故郷(ふるさと)は汚された
あわれなりわが祖国
あわれなりわが大地
奪われ苦しめられた
かつての自由は奪われ悲しみに代わった
大地は核の閃光(せんこう)に
目を開けられないのだろう

先祖の眠る地は壊され
悲しみの結末を見せつけられ
豊かな生活を奪われたこの時代
   時代   時代028_2
カザフの民よ
身を休める地はどこにあるのだ
あわれなり我が祖国
あわれなり我が大地
奪われ苦しめられ
悲しみに代わった
大地は核の閃光(せんこう)に
目を開けられないのだろう

泉から毒をのまされているのはなぜだ
子どもたちを失うのはなぜだ
故郷(ふるさと)が愚弄(ぐろう)されたこの時代
   時代   時代043
恥をさらしながらも
 隠されずにいるのはなぜだ
かつて核実験場を閉鎖させた
カザフスタンの人々
きのう 広島のヒバクシャのために祈りを捧げた
世界で核兵器廃絶への
 期待が高まるいま
思いをひとつに
かつての自由は奪われ
悲しみに代わった
目を開けられないのだろう

  作詞  エスターレトフ
  作曲  ムハメジャノフ
歌うのはカザフスタン共和国の国民的歌手のローザ・リムバエワさん



「ノーモア・ヒバクシャ」
 核兵器のない世界を目指して
  NHK  8月7日放送

広島のスタジオからモデルで被爆3世の相沢沙世さんが案内役で放送105 されました。相沢さん自身6日に平和公園で原爆投下によって亡くなった人々に哀悼の意をあらわしてきたそうで、感じがすばらしかったです。姜尚中東大教授、広島の被曝者の岡田106 018 054 恵美子さん、長崎の被曝者田中照巳さんがスタジオにいて世界で核実験、放射線被曝とたたかっている人たちと交流しました。長崎のスタジオには途中から高校3年生でアメリカの高校生にも呼び掛け運動している被爆2世の成瀬杏実さんが参加。
● カザフスタン共和国セミパラチンスク
 旧ソ連時代に核実験場にされ、40年間で450回も核実験。放射能漏れなど人々と自然を036 壊してしまった。核実験場反対の運動で1991年8月29日閉鎖を勝ち取った。120万人が被曝。今も原爆症で苦しんでいる。カザフスタン共和国は国として核廃絶を政策としている。
旧ソ連が国民を主人公とせず「社会主義をめざす国でも社会主義」でもなかったことが明らかです。住民には知らせず核実験によるデーターを専門に集める診療所も作っていたそうで、核実験場反対を言うひとには「テロ」だとレッテルをはろうともしたりしました。そうした祖国カザフスタンを思う「ザマナイ-時代」の歌が歌われています。

● フランス領ポリネシア
 フランスは30年間で193回の核実験。防護服も支給しないで仕事。1万人以上が被曝。元労働者と遺族がフランスを告訴。裁判所は今年の6月に「核実験と健康被害の関係はありうる」と見解。専門家による調査が始まった。
● アメリカテネシー州オークリッジ
 オークリッジには国立研究所が存在。広島への原爆投下に使われたウランを製造。60年代核兵器を製造する過程で周辺地域を放射能で汚染。5万人が影響を受けている。現在、核兵器の原料を濃縮し(ウラン)貯蔵する新しい施設の建設が進められ、反対運動が起きている。向上反対と核兵器廃絶を結びつけた運動になっている。

 すばらしい番組だったと思います。世界でプラハのオバマ演説に呼応して立ち上がってい001 る人たちの姿が新鮮に誠実に描き出されていて納得できる内容でした。
 8月は平和に関する様々な放送がされますが、そこで、自分が認識していなかった新しい事を知ることができ、世界の変化を知ることができました。
 みんなすばらしいんですが、印象に残ったのがカザフスタンのローザ・リムバエワさんが、実験場廃止運動に取り組んできた人たちと歌った「ザマナイ-時代」の歌でした。聞いていて涙が出て止まりませんでした。そんなこともあって、トップに掲示しました。

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コメント

 旧い記事へのコメント、失礼致します。

 はじめまして。「ノーモア・ヒバクシャ」を見て衝撃を受けた歌うたいです。
 番組に協力し、この10年カザフのヒバクシャの支援を行っているNGO「ヒロシマ・セミパラチンスク・プロジェクト」と共に「ザマナイ」を広めてゆこうと、この夏より平和記念公園でのひろしまWENET主催「平和の灯のつどい」より歌わせていただいております。

 このたび自主制作で「ザマナイ~時代よ!~」CDが発売となりました。カザフ・日・英それぞれの詞で入っておりまして、カザフ語版はあのローザ・リムバエワさんより当時の音源をご提供いただいております。
 まずは新たに書きました原詩に近い内容の日本語詞で憶えていただきご一緒に歌っていただきたく、お求めをいただければ幸いです。
 主要スタッフは一部外注を除きボランティアで参加しており、収益は主にカザフヒバクシャ支援に使われる予定です。何卒よろしくお願い申し上げます。

http://blog.goo.ne.jp/song_of_eternity/e/1c39e54cafb265edb37eb2b68dd4286a

1~2週間でWEB上から消えると思いますが、同記事です
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/101110/trd1011101738004-n1.htm

 また、生で多くの方にお聴きいただきたいと思いつつ、高いお金を払ってライヴハウスで聴いていただく性質の歌ではないと考えておりますので、「ザマナイ」をより多くの方に知っていただくためによいお知恵がおありでしたら拝借できれば幸いです。
 何卒よろしくお願い申し上げます。

 もしも不適切とお考えになりましたら削除してください。お読みいただきましてありがとうございます。

投稿: TOMOKO | 2010年11月15日 (月) 05時59分

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