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2009年5月 6日 (水)

横須賀軍港めぐりに参加して   4月29日

憲法9条を持つ日本に軍事基地はいらない       
    戦争のない平和な世界の実現を


 写真の画面をクリックすると大きくして見れます。

 テレビで、神奈川県横須賀市で軍港めぐりの観光船が運航されている事を知り、一度行Img_3752 ってみたいと思っていました。新俳句人連盟が船をチャーターして軍港めぐりの吟行をするので「ごいっしょしませんか」と声がかかり、参加させてもらいました。
 参加して初めて知ったことが多く、基地と平和、憲法9条、憲法25条について考えさせられました。ガイドは神奈川県平和委員会の鈴木和弘さんで、横須賀軍港の全体の概略を知ることができました。
 これまでに、横田や横須賀に基地反対、原潜来るなと集会やデモにも参加してきましたし、沖縄の嘉手納基地で米軍戦闘機の離着陸の様子も直に見てきました。でも、こんなに近くで、米軍と海上自衛隊の艦船を見ながら説明を受けたのは初めてでした。家に帰ってから、海上自衛隊についてインターネットで繰り返し検索し勉強しています。
   米軍と自衛隊の一体化進行に危惧
 軍港めぐりで、私にもわかった米軍と海上自衛隊の関係に次のような事がありました。  ○地位協定で米軍基地には近寄れる距離が決められている。(治外法権)
○海上自衛隊の磁気測定所(消磁所)を米軍と使用。
○米軍基地のシンボルでもある原子力空母ジョージ・ワシントンのすぐ近くに、海上自衛隊の最新鋭「ヘリ空母」が米軍ミサイル巡洋艦といっしょに停泊。
○海上自衛隊潜水艦隊潜水隊群が米軍の基地内にある。
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この基地内では米軍と海上自衛隊の共同行動が進んでいるように思えました。
  ガイドから「『専守防衛』をたてまえとして増強してきた自衛隊。専守防衛の立場から攻撃型艦船を持つ事はできないので、艦船はみな護衛艦とよんでいる」との説明がありました。目の前で見た現実は、「専守防衛」がいかにごまかしかがわかりました。海上自衛隊のホームページで調べると、海上自衛隊が初めて持った最新鋭のヘリコプター搭載護衛艦「ひゅうが」はImg_3786 「護衛艦181ひゅうが」と記載され、ヘリコプター搭載は書いてあっても「ヘリ空母」とは書いていません。船体のどこにも「ひゅうが」とは書いてありませ。知識の無い人にはなんの任務をもっている艦船なのかわかりません。でも現場で見れば、ジョージ・ワシントンを小型化したような軍艦であることがすぐにわかります。

 世界的な「米軍再編」の動きに合わせて、米軍と自衛隊が一体になって世界のどこでも出撃できる軍事態勢を作っているようで恐ろしくなりました。自衛隊のソマリアへの派遣と合わせ、日本を再び「戦争をする国」にしようとするもので、声を大きくして「海外派兵国家」づくりをやめさせるために力を合わせなければいけないと痛感しました。
   ジョージ・ワシントンの原子炉修理の疑惑
Img_9357  
ガイドからの説明で横須賀の米軍基地の広さは336.9㌶もあり、在日米軍の司令部が置かれ、アメリカ第七艦隊の原子力航空母艦ジョージ・ワシントンの母港にもされています。ジョージ・ワシントン(艦番CVN73)は昨年5月に艦上火災を起こし修理のために横須賀入港がおくれました。日本政府と米軍の間で、原子炉修理は日本で行わないことになっていますが、アメリカ議会証言で原子炉推進プラントに関連した装置や部品を修理する「管理産業施設」(CIFと呼称される)が造られている疑惑が浮上しています。
   米軍への「思いやり予算」をやめて
ガイドの説明で、米軍の家族住宅が基地内に5800戸、基地外で3400戸あるそう
です。船上からも2000戸の高層高級マンションがよく見えました。全額、日本政府の「思いやりImg_3768 予算」で造られたそうです。1戸、4000万円もかけているのです。(県営住宅は1戸1700万円で建設)
 
小学校から大学、郵便局、劇場、スポーツ施設、ゴルフコースはないけれど練習場は在り、なんでも揃っているといって過言でないそうです。調べてみると日本政府の「思いやり予算」は年間2500億円にもなっています。さらに、米軍は住宅が不足していると要求しているそうです。また、海兵隊のガム移転でも横須賀の倍の値段の住宅を造ろうとしているそうです。米軍が駐留している国で日本ほど負担の大きな国はないのです。
 下船する時に「『思いやり予算』はひどい、やめるべきだ」、「お年寄りに思いやり予算を付けてほしいよ」「本当にそうだ」と話しがはずみました。
 考えてみると憲法25条がここでも生きてくるのではないでしょうか。憲法9条を守り生かすことは「すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」という憲法25条を生かす上で一体のものではないかと思うのです。
   基地の町横須賀
 
帰りに「どぶいた通り」を歩きましたが、米軍基地向けの商店街でした。また、横須賀090429 街を歩いていて、自衛隊の制服を着た男女の青年が多い事が気になりました。堂々と歩いている姿に「昔の日本なら自衛隊関係者は小さくなっていたのに」
と思いました。家で海上自衛隊のホームページを調べると、横須賀には海上自衛隊第二術科学校があり、幹部学生、海層士の40課程があり、毎年約1000名の学生が卒業していることを知りました。あの姿はその学校のためだろうと思いました。青年を思想的に獲得しようとしている政府のねらいを感じました。ちなみに、横須賀市の人口は418,870人で164,428世帯です。
 
横須賀市では今年の6月に市長選挙が予定されていて「横須賀に原子力空母はいらない」を掲げて民主、平和、労働団体から候補者が決まり勝利をめざして活動しています。    
 横須賀軍港めぐりに参加して、憲法9条を持つ日本に軍事基地はいらない、戦争の
ない平和な世界を実現しなければと強く思いました。

  httpここをくりっくするとアルバムへ://urano.cocolog-nifty.com/photos/yokosuka/

 

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